甲州光沢山青松院


【心の杖言葉】


柔 軟 心 是 道(ニュウナンシンコレドウ)


 子ども達の冬の遊びといえばなんといっても凧揚げですね。はじめはうまくいかなくてもふとしたきっかけでコツを学びます。

凧がいちばん高く上がるのは順風のときでなく逆風のときである (チャーチル)



気ののらぬ風もふこうに柳かな
 ある禅僧の絵と言葉。(仙腰a尚)

 横には「堪忍」と書かれています。京阪地方の方が「かんにん、かんにん、かんにんして・・・」と言うのは標準語で「ごめん」「すいません」というより含蓄があります。

 柳の木は土台がしっかり根を張っているので、少々風に揺れてもしなやかに持ちこたえます。冬から春にかけてはいろんな風が吹く時期です(自然の風にしろ人事の風にしろ)。柔軟心を忘れずしっかり備えましょう。 (令和7年2月)


「光あるうちに光の中を歩め」(トルストイ)
「鳥飛んで鳥の如く歩け」
「正師を得ざれば学ばざるに如かず」(学道用心集)
「エーレン、ヴエーレン」(ゲーテ、西東詩集からの言葉)
「大愚難到志難成」(夏目漱石)
「ステイハングリー、ステイフーリッシュ」(スティーブ・ジョブズ)
「菩薩行」
「辛抱という棒を一本建てよ  忍辱(六波羅蜜)」(板橋興宗禅師)
「愛情の温度計」
「何故なし!」(シレジウス)
「罪障の山高く 生死の海深し」(柏崎 地謡より)
「時時の初心忘るべからず」(花鏡)
「悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であった」(病床六尺)
「放てば手に満てり」(弁道話)
「仏道を習うというは 自己を習うなり」(現成公案)
「道は虚にとどまる 虚とは心斎なり」(荘子・人間世篇)
「至人之用心若鏡 不将不迎 應而不蔵」(荘子・応帝王篇)
「壺中日月長」
「少くして学べば 壮にして成すあり」(言志四録)
「而今の山水は古佛の道現成なり 朕兆未萌の自己なるがゆゑに現成の透脱なり」(山水経)
「過則勿憚改」(論語学而)
「西行の和歌における、宗祇の連歌における、雪舟の絵における、利休が茶における、その貫道するものは一なり」(笈の小文)
「岐路こそまさに愛すべし」(楊朱)
「朝(アシタ)に道を聞かば 夕べに死すとも可なり」(論語 里仁から)
「億劫相別而須臾不離(億劫に別れて須臾も離れず)」(大燈国師)
「苦悩を貫き 歓喜に至れ」(Beethoven)
「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」(傘松道詠)
「よろこびは ひゃくぶんのいちの しんいっぽ」(虚仮子)
「人生はいばら道、されど宴会」(樋野興夫)
「念ずれば花ひらく」(坂村真民)
「生きるとは 死ぬときまでの ひと修行」
「為君幾下蒼龍窟(君がため幾たびか下る蒼龍窟)」
「衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど)」
「されば、人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや。」(吉田兼好)
「希望 工夫 気迫 感謝」(松原泰道)



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